翔雲徒然日記

北海道の片田舎から、書道をはじめ北海道の自然、旅の情報など発信します。毎日更新を目指し頑張っています。

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みなさん❣ こんにちは。私は北海道の片田舎・白老に住む書家です。
日々、北海道の自然や書道、旅の話、昔の思い出話などをブログに書いています。
是非ご覧下さい。

私が住む町のJR白老駅周辺に、私の書がある。 駅前の広場を「チェップカの広場」と名称しています。 「チェップカ」とはアイヌ語で「日が昇る方向」という意味です。 将来に向かって力強い郷土の発展を願い名づけた広場です。 その広場のピラミット型のモニュメント ...

前回、観察力について話したが、今回は手。 「手」とは、書く技術のことだ。 目と手は、どちらも同様に大切で、 双方バランスよく高めていかなければならない。 以前、書道はスポーツと書いたことがあるが、 文字を書き、線を描くという行為は、腕の筋肉運動である ...

今も現役で活躍しているボロボロの漢和辞典がある。 『新譯漢和大辭典』 明治45年3月が初版、その11版目で大正4年4月に発行された辞書。 97年の歳月が流れた風格ある辞書だ。 ボロボロで少々可愛そうな姿になっているが、 これが書道の作品作りのときに大 ...

目と手と頭は、書道上達の大切な要素だ。 「目」は、観察力。 「手」は、筆を持って書く技術。 「頭」は、創意工夫する思考力と創造力。 この3つが、バランスよく調和していて、 書道が上達していくのである。 さて、目(観察力)であるが、 臨書を学ぶ場合は、 ...

書道の上達方法は、技術的なこと、 そして理論的なこと、感性を磨く面とあると思います。 そして私個人の経験から言うと、天才や秀才は別として、 上記した技術、理論、感性を磨くには、 やはり97%の努力と、3%の才能ではないかと思います。 あくまでも私見ですが、 ...

沖縄の小浜島を訪れたとき、 爽やかで気持ちのよい島風を全身で感じた。 今までに体感したことの無い“風”で、 旅の開放感もあり、心に語りかけてくる風となった。 一枚のCDがある。 椎名誠島からの風~サウンドトラック~島風。 この『島風』の字は、私が書いた ...

前回の書道講座から、2週間以上が過ぎてしまいました。 基本線と線の練習を2週間続けたでしょうか?。 多分、これを読んでいる皆さんは、 恐らくなかなか実践は出来なかったことでしょう。 でも、水平、垂直、そして中心を求める練習は、 本当に基礎練習なので、 ...

中国に私の石碑が2基建立されている。 一つは、遼寧省瀋陽市にある。 6年前、世界園芸博覧会を記念し、 日本庭園「桜花園」に建立したのだ。 私は、周恩来元首相が詠んだ詩の日本語訳 「蕭々たる雨 霧ももうろうたるに 一線の陽光」 と書いた。 私の石碑  ...

橋の文字盤を書いた。 書いたのは、24年前。 私が書いた文字が、橋にしっかりと据え付けられている。 いわば永久保存版である。 私が書いた橋の、文字盤     ...

こいつとは、もう随分長い付き合いになった。 書道を始めたころ、かなり奮発して手に入れた。 自分には、身分不相応かと思ったが、 これが付き合えば付き合うほど、 相性がいいというのか、息がピッタリと合ったと言うか、 離れられない関係になってしまったのだ。 ...

今の私の人生は、37年前の出会いと、言葉で決まった。 出会ったM先生とは、偶然職場を共にする事になった。 親父と同年代のM先生は、一緒に仕事をしていたある日、 突然、字は早く書けばいいと言うものではない─と話し、 『字は心を込めて書きなさい』 と ...

書道と言えども、いろいろなジャンルがあるが、 伝統的な漢字を学ぶと言うことは、とても地味な活動だ。 人それぞれ違うが、多くの人は、 「綺麗な字を書きたい…」、「年賀状を毛筆で…」などの願望からスタートする。 ところが思ったように書けないので、 何度も何 ...

いい書とは何だろう?! 綺麗に書くことだろうか?。 綺麗とは何か?。 形が整っていることなのか?。 私はそうは思わない。 活き活きした書作品が、人の心を動かす。 活き活きした書とは、書いている人が感動して書いていること、 線に勢いやリズム、絶妙な変化 ...

Y先生は、外科のお医者さんだった。 胃ガンで亡くなって、もう9年になる。 Y先生は、若いとき親に嘘をついて芸大に入り、 親に見つかって直ぐ引き戻されて、医者になったと言う。 絵画が好きだったようだが、 私が知り合った時は、陶芸家でもあった。 そして書道を ...

文字の基本線の書き方を紹介した「書道講座(3)」から、 丁度2週間が過ぎました。 みなさん練習しましたか?。 横の線を水平に、縦の線を垂直に、 ゆっくり書けるようになったでしょうか?。 この学習は、何度も何度も毎日のように、 繰り返さなければ上達しませ ...

親父の墨がある。 親父は、24年前に亡くなっている。 親父は、教員だったが書家ではない。 私は、子供のころから特に書道に興味があった訳でも無く、 30歳過ぎてから筆を持ち始めた。 この墨は小学校入学前からあった記憶があるので、 60年以上は経っている ...

手元に江戸時代の本が2冊ある。 一冊は、享和二年(1802年)、 今から208年前に編纂された小篆の千字文字典である。 本の名は「聯珠篆文」と書かれているが、 残念ながら保存状態が悪く表紙が無く、大正時代に装丁し直している形跡がある。 そしてもう一 ...

大好きなマグカップがある。 小さな旅の思い出として買い求めたマグカップ。 石鼓文という中国の古い時代の篆書体の文字が、 模様としてあしらわれている。 毎朝、必ずこのカップで熱いコーヒーを飲む。 コーヒーが口の中に広がるたびに、 旅の思い出が心の中に甦 ...

『書道は、スポーツである』ーと私は時々考える。 書道が上達すると言うことは、 繰り返し繰り返し線の基本練習をしなければならない。 迷いの無い安定した線が、しっかりした文字を書くことにつながる。 それは、いわば腕の筋肉運動であり、 筋肉運動が安定すると ...

1日24時間と言う時間は、万人に与えられた時間です。 大げさに言うと、この24時間をどう使うかが、その人に生き方を決めていきます。 また、時間の使い方は、その人の人生観や価値観によって決められていくものです。 今、あなたはどう時間を使っていますか?…。 ...
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